御船山楽園ホテルは武雄市のシンボル・標高210メートルの御船山の南西麓、御船山楽園の中にある。客室は本館と別邸 内庫所に分かれており、別邸 内庫所は佐賀藩主の別邸建物をそのまま移築して使用している。施設内の大浴場らかんの湯では夜になると満天の星空の下、幻想的な雰囲気を味わえるほか、大浴場以外にも露天風呂やサウナ施設が充実しているため施設内の何処ででも至高の癒しを体感できる。

デジタルアートカンパニーとして有名なチームラボのアート作品が広がる本館ロビー
武雄温泉から車で約20分のところにあるのが若木ゴルフ倶楽部だ。鬼才と呼ばれたデズモンド・ミュアヘッドが、コースに佐賀の風土や文化を取り入れた、革新性の高いレイアウトが特徴で、佐賀平野を縦横に走るクリークや有田焼の絵模様がコース上に表現されている。狙い所・落とし場所が限定されるホールが多く、パーやバーディをとるには正確なショットが必要な戦略性の高いコースだ。

2014・2015年にはT-pointレディーストーナメントも開催された
竹林亭は15万坪もの広さを持つ御船山楽園の中にひっそり佇む、数寄屋造りの純和風旅館。部屋数はわずか11室で、恵まれた立地や眺望を生かして1部屋ごとに間取りや設えが工夫されており、気品ある調度品と意匠に彩られた空間は訪れる誰もが魅了される。一部の部屋には例年1月下旬頃からは椿、3月中旬頃からは桜など1年を通じて草花を楽しめる御船山楽園に直通する専用散策路もある。

展望露天風呂付の客室梧竹
名匠井上誠一が設計した九州地方北部唯一のコースが佐賀カントリー倶楽部だ。丘陵地ながら林間コース特有の面白さを兼ね備えたコースで、アウトはスタートから距離のたっぷりあるストレートホールが続く一方、インは緩やかなアンジュレーションが巧みに施され、複数の池がミスショットを待ち受ける戦略性に富んだ設計となっている。

緻密なコース戦略が要求される18ホールズ