ゴルファーなら1度はラウンドしてみたいと憧れる、マジェスティオーナーズクラブのコンペの開催場所としても知られるコースを詳しく紹介!今回は小金井カントリー倶楽部!

小金井CCをプレーしていた疑問に思ったことがあった。

それは2グリーンだったことだ。プロの中のプロと称えられたウォルター・へーゲンが2グリーンの図面を描いたとは到底思えない。2グリーンは、暑い夏と厳しく寒い冬がある日本においては合理的な発想で、大半のコースは2グリーンで建設されてきた。1グリーンが増え始めたのは外国人設計家の活躍と、芝の管理技術の著しい進化によっての結果なのだ。

 現在、1グリーン化がかなり進み、やがて2グリーンのコースはほとんどなくなるのではとも言われている。一説によると1グリーンは全コースの40パーセントにもなっているとか。

 プレーヤーとしても、ターゲットが絞れる1グリーンの方がゲーム性は高くよりスリリングだと思う。そんな疑問を抱きながらの小金井CCでのプレーは、やはり非日常的で楽しかった。

 10番ホールの話をしよう。

パー4のホールで、Aグリーンは379ヤードで右奥にあり、左手前のBグリーンは356ヤードになり、レギュラーでは356ヤードと333ヤードになる。

距離的にアベレージゴルファーにとってプレーしやすい距離といえる。200ヤード打てれば、通常プレーするレギュラーから残りは160ヤードほどになる。その日がBグリーン使用ならさらに距離は短くなり130ヤードほどだ。つまり2打目は最大6番アイアン、もしくは8~9番アイアンを手にすることになる。この距離はある程度自信を持って打てる距離でもあり、うまくピンに近づけばパーも十分に狙えることになる。

画像: 距離は短くても戦略的なコースにできる、という見本になりそうな小金井CCの10番ホール

距離は短くても戦略的なコースにできる、という見本になりそうな小金井CCの10番ホール

近年、長大なコースが増え、パー4でも400ヤード以上あり、ナイスショットをしても2オンがままならないことがある。道具の進化による結果、距離の長いコースが増えてきたわけだが、上り、ハザードの位置、風の吹き具合などの要素によってその難しさはさらに高まり、アベレージには“困難な道程”となる。

 その点、小金井CCはオーソドックスであり、プレーヤーに優しいコースだともいえる。ただ残念なのは、誰もが簡単にプレーをすることができないことだ。だから小金井CCは永遠にゴルファーの憧れコースといえる。

●小金井カントリー倶楽部
東京都小平市御幸町33118H/6760Y/P72 開場/昭和12年 設計/ウォルター・へーゲン

解説/吉川丈雄

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