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7番アイアンを使ったボールに当てる感触養う、みなさんマスターしましたでしょうか?
振り幅は小さめで、目標に向かってポーンと弾く。この感覚がつかめてきたら、いよいよ両手でクラブを握ってみましょう。
ゴルフはこの両手で握って打つことから少し難しくなってきます。
電車でつり革を握る感じで握るといいでしょう。つり革を深く握る人は指のつけ根あたり、浅く握る人は指先さたりがしっくりくると思います。

握る深さは電車でつり革を持つときをイメージ。指先の人は指先、深く握る人は指の付け根あたりにすると違和感なく握れる
どの握り方も親指を立ててグリップに沿わせるところは同じです。まずは、握り方の種類です。大きくいって3つあります。右手の小指の重ね方の違いと覚えておくといいでしょう。
右手の小指を左手に重ねない「ベースボールグリップ」、
右手の小指を左手人差し指あたりに重ねる「オーバーラッピング」、
右手の小指を左手人差し指と絡める「インターロッキング」です。
右利きのゴルファーで考えますと、左右の握りの強さを均等にするために小指の位置が違うと考えてもらっていいと思います。
慣れないうちや力が弱い人は「ベースボール」でいでしょう。
「オーバーラッピング」、「インターロッキング」は強すぎる右手の力を殺すためなので、やってみて最初は気持ち悪いと思いますが、その気持ち悪いことが正解です。

写真左から「ベースボール」、「オーバーラッピング」、「インターロッキング」。小指の重ね方によって名前が違う
両手で握ってみたらトンカチを叩いて強く叩けるポジションを探してみましょう。そのポジションがボールも強く叩けます。それにあわせて両手の向きを調整していくといいと思います。


自分がいちばん強く叩けるポジションを探して両手の向きを調整。始めたばかりの頃は両手をかぶせるフックグリップ(写真左)のほうがうまくいく
グリップが完成したら軽く打ってみましょう。力を入れず、吊るす感じで握ってください。
両手で握ったら前回のドリルでやった、目標に運ぶ感じで打って、自分のグリップに慣れましょう。

グリップが完成したら、クラブを吊るす感じで軽めに握り、小さなスウィングでボールを運ぶように打ってみよう